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農業ジャーナリスト賞
 
概  要
 
規  約
 
選考委員
 
受賞作品
 
 問  合  せ
 
 

第24回農業ジャーナリスト賞受賞作品

 
 

 農 業 ジ ャ ー ナ リ ス ト 賞 

 
  ★ 映像の部  
 

 やねだん
  ~人口300人、ボーナスが出る集落

南日本放送
 

 「鹿児島県鹿屋市の柳谷(やなぎだに)集落、愛称『やねだん』(鹿児島弁)の活動を通し、典型的な過疎高齢化の山村の、行政に頼らず自力で再生した取り組みを、12年という長期にわたり粘り強く、丁寧な取材で追い、1時間の特集番組にまとめた。
 逆境を逆手にとる発想で、小さな集落の人たちが力を合わせ、荒れ放題のでんぷん工場跡地を運動遊園に変えることからスタートし、遊休地でサツマイモを栽培、「土着菌」の商品化などで自主財源が増え、その余剰金で、すべての世帯にボーナスという形で還元した。
 人の和の底力、リーダーの苦労と献身を、映像記録に残そうという編集者の熱意が伝わり、多くの人に希望と感動を与えた。涙あり、笑いあり、この集落の最大の宝である住民の笑顔に映像を集約し、地域活性化への問題を提起したことは、特筆される」

     
  ★ 印刷の部  
 

 食ショック

読売新聞社
 

 「国民の食に対する関心が高まる中、日本と世界の食と農を巡る現状に、大手メディアが年間通して真正面から迫った意義は大きく、高く評価される。全国紙ならではの多角的で多様な視覚(国内・国外、生産・消費、東京・地方)に基づく圧倒的な取材力で迫り、多彩な構成で斬新な長期連載キャンペーン企画に仕上がった。
 連載は、食生活の変化をプロローグに、食料自給率の低下から食品の安全への懸念、食行動や食文化の変容、穀物価格の高騰などに焦点を当てた5部構成で報じ、食料問題に関する世論形成に大きな影響を与えた。
 特に、連載の合間に、海外現地ルポ、識者のコメントだけでなく、読者からの反響に「お答えします」や「記者自給食メニュー体験記」を掲載し、一般の読者に分かりやすく伝えようとする、編集者のこの連載企画にかける強い意欲を感じる」。

     
 

 食料有事

日本農業新聞社
 

 「バイオ燃料ブーム、原油・穀物価格の高騰に端を発した農産物の輸出規制など、食料争奪の最前線をいち早く追い、農業の専門紙ならではのグローバルな視点からの取材力で、海外に大きく依存した日本の食卓の危うい姿に警鐘を鳴らした力作だ。
 とりわけ、「穀物輸出規制広がる」は、他社メディアに先駆けたニュースとして高く評価される。これ以降、昨年の食料危機の動きを常にリードする報道のきっかけにもなった。シリーズ企画を通じた、アジア、アフリカ、欧米諸国での現地取材は、ジャーナリストの原点であり、また、シリーズ総集編(「地球は養えるか 指導者は語る」)として行った欧米・アジア各国識者へのインタビューは、グローバル化に対抗する食料・農業戦略を提起し、日本の食の主権を問い直す意義もあった」。

   
  第24回授賞式